出産後におこるつらい手首の痛み(腱鞘炎)について説明いたします。

この記事を読むことで、手首の痛みに悩まない、またすでに手首が痛い方も対策をすることで楽になることが出来ます。

手首の痛み(腱鞘炎)はなってしまうと本当につらいです。
赤ちゃんをお世話することが原因で起きているので、治療をしてもなかなか追いつかないことが多いです。

対策として、サポーターやテーピングを使うと良いということも耳にしますが、手を洗ったり、水を使う頻度が多いためなかなか使用できないのではないでしょうか?

そのため、腱鞘炎にならないような手首の使い方が大切です。

腱鞘炎になる原因の手首の使い方

  1. 手首を手の平側に折り曲げて使う
  2. 親指に余計な力を入れて使う
  3. 手首をを手の平側に折り曲げる、かつ親指の力を使いすぎる

以上となります。

以下の2つの写真は手首に負担のかかる抱っこの仕方です。
手首が折れていて、親指にも力が入っているのがわかると思います。

頭側の手の使い方も注意が必要です。
首が座っていない赤ちゃんの時につい下のように頭を支えてしまうと手首の痛みにつながります。

毎日の育児で、寝ている赤ちゃんを抱き上げる。
沐浴をする時に耳の穴を塞ぐ時。

などある程度上記の形になってしまうのは、仕方がありません。
それ以外で手を使う時に手首に負担をかけない工夫をすることが大切です。

腱鞘炎にならないための手首の使い方

繰り返しになりますが、痛みが出てから治療するよりも痛みを出さないことが大切です。
そのための使い方をご紹介いたします。

  1. 抱っこのときは、手ではなく肘で支える。
  2. 必要以上に親指を伸ばして使わない。

以上の2つです。

それでは、手首に負担のかからない抱っこの仕方をご紹介します。

下の写真のように肘で赤ちゃんをだっこします。
手首がだらんとしているのがわかると思います。
寝かしつけや、長時間の抱っこのときにこのように抱っこをすると手首にたいする負担がかなり軽減します。

ぜひ、お試しください。

手首の痛み(腱鞘炎)治らないときは?

それでも、手首の痛みがなかなか治らないときは、当院にご相談ください。

当院での施術を受けていただき、痛みを緩和させた後に手首に負担をかけない方法とご自身で出来る対策を知っていただければ、短期間で通常の生活に戻ることが出来ます。